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外壁・屋根塗装の相場価格

塗装・防水工事・雨漏り修理を中心の施工しております、グローイングホームの宮垣です。先月、市原市で屋根・外壁の塗装工事の見積もり依頼を頂いたのですが、(T_T)/~~~

結論として最後の2社には、残ったのですが、今回は当社とのご縁はなかったですが・・・・。お客様がおっしゃっていた他社に依頼した理由は、今回が2回目の塗装工事だったので、塗装以外にも傷んでいる箇所があったので、外廻りをトータルで改修できる当社か、「かなり悩んだそうですが・・・・。」トータル改修作業の是非・また価格違いではなく、塗装の仕様だったそうです。

当社は、窯業系外壁にファインシリコンフレッシュ・センメント瓦屋根にサーモアイフッ素、他社は外壁にシリコン・屋根にガイナだそうです。現地調査の段階で、屋根材がかなり傷んでいたので、耐候性のあるフッ素を勧めていました。しかし、決定打がガイナの断熱仕様だったとは・・・・。現在がセメント瓦で葺かれていたので、複雑です。

ガイナの場合当社では、センメント瓦には、お勧めしていません。尚且つ、ガイナの場合は、特徴のある塗材ですので、塗装後のイメージの説明をきっちり行っています。でもそのお客様は、非常に勉強家で真面目な方なので、断熱と言う部分にご納得されたのであればすばらしい決断かと思います。

上記の文章の様に、最終上塗り材の違いによっても価格の差が生まれますし、既設の外壁・屋根種類・劣化状態によっても、下塗りの仕様が変わり、価格差が生まれます。下塗り材の選定・仕様は重要です。

下塗り材に対して、一般の方には、解りにくい一つの例として、カチオンシーラーとカチオンフィラーの2種類の下塗り材が存在します。カチオンシーラーは、見た目は水の様な薄膜で、主に、次に塗材の密着性強化を考えられた事と、吹込防止を目的としている場合が主です。

カチオンフィラーは簡単に言ってしまえば、センメント似た質感で、ペースト状の粉が入っている下塗り材です。主に、塗装を行おうとしている外壁の傷みが激しく素地調整をする場合やゴツゴツした模様を平らにする場合に良く使用されます。名前は似ていますが、使用する目的が全く違います。この部分にも当然使用する材料の量・手間も違いますので、価格差が発生します。価格の相場は当然ございますが、お客様の(外壁・屋根の種類・形・築年数・廻りの環境・塗り分けの数・場所etc)によって違ってきます。次回また、お伝えします。

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