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外壁塗装の艶ありと艶なしの比較

外壁塗装を行う上で、艶ありと艶なしという選択に悩まれた方もいらっしゃるかと思います。

外壁塗装の艶ありと艶なしには、どのような違いがありメリットやデメリットはないのか見ていきたいと思います。

 

艶あり、艶なしを簡単に説明すると、光沢がありツヤツヤしている光の反射が多いものが艶あり、マット調で光沢が無いものを艶なしとしておりますが、実は艶ありと艶なしに反射率など明確な定義がないと言えます。
外壁塗装において悩ましいのは、艶には、「艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶なし」と5種類程度あるため、どれを選択して良いのか悩むところでしょう。

一般的に塗装業界では、光沢率が70%以上で艶あり、5%以下で艶なしと定義しているケースが多くありますが、塗装メーカーにより違いがあります。気になる方は塗装業者に確認する事をお勧めいたします。

艶あり塗料のメリットとして、比較的汚れがつきにくく、光が反射し綺麗に見える事があります。
しかしながら、ピカピカしすぎて逆にイメージと違うなど感じる方もいらっしゃいます。
またこちらはデメリットにもなりますが、艶ありは徐々に艶が消えていきます。

 

艶なし塗料の場合、初めから艶がありませんから、塗り替え後の違和感が少なくて済むということがあります。
またマット調は自然な感じに映り、尚且つ艶ありと比較して、艶がなくなるという事がありませんので、変化の差が少ない事があげられます。

他に重要な要素として、現在使用されている塗料の多くは、元々艶ありで開発されているケースが多く、艶なしを選択した場合、調整剤で艶なしにしている事があります。調整剤を混ぜると外壁の表面に小さな凹凸ができ光の反射を妨げ結果的に艶がなくなるという仕組みとなっています。
この調整剤を使用している場合、本来の艶あり塗料と比較して対候性が低くなる事があります。
塗料の役目として、紫外線や雨風に耐え家を守る為に塗るので、性能面から判断すると対候性は重要な要素だと思います。
この場合 1,2年程度の耐久性の差があるケースがあります。

 

もし艶なし塗料を選択したい場合、元々艶なしで作成されて、耐久性が高い塗料もありますので、事前に相談される事をお勧め致します。
是非、外壁塗装の塗り替えを検討されている方はご参考にして頂きたいと思います。

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