外壁塗装・屋根塗装の注意点
外壁塗装や屋根塗装を検討されている方々に基本的な事をお伝えしておこうと思います。
まず、ある程度ご理解頂けている事をお伝えしておきますが、外壁塗装と屋根塗装はその必要なタイミングは同じではありません。
しかし多くの方は外壁塗装と屋根塗装を同時に行います。それは何故だか分かりますか?
答えは足場の費用が1回で済むという事からです。
外壁塗装のみを行い、2.3年後に屋根塗装を行った場合、足場の費用はほぼ2倍になる訳です。
ですから費用負担を抑える為にも、同時に塗装する事が多いわけです。
それでは戸建て住宅の塗装についてどのような作業が必要かを見ていきましょう。
外壁塗装…まず皆さんが良く耳にする外壁塗装です。これはその名称の通り、外壁の塗装になります。業者によって外壁塗装のパック料金を提供しておりますが、その内訳は様々ですのでしっかりご確認ください。
屋根塗装…こちらも屋根の塗装を指します。外壁塗装・屋根塗装共にどの程度の補修工事が含まれているかもチェックしましょう。
塗装工事をする上で必要な作業があります。
足場仮設費用・洗浄費用・シーリング工事費用・付帯工事費用があります。
業者によって、洗浄作業は外壁塗装費用に含まれていたり、別であったりと様々ですので、しっかり確認して下さい。
シーリング工事も安いパック料金ですと、シーリングの打ち替えではなく、
増し打ちの場合があります。
10年以上経過した住宅の塗装の場合は、基本的にシーリングの寿命から打ち替えが良い選択となります。
付帯工事については、外壁塗装費用に含まれていると思っている方や、見積もりを見て「あ~そうだね」と思う方もいらっしゃいます。
付帯工事(付帯塗装)とは、「軒天」・「破風板」・「鼻隠し」・「霧よけ(庇)」・「雨樋」・「水切り・」「雨戸(戸袋)」・「換気フード・」「配管」などが上げられます。
他にもベランダ・バルコニーや玄関ドア、エアコンカバーなども、対象になりますが、付帯工事の内容は工事会社の見積もりの際に、しっかり伝え相談する事が良いでしょう。
以上のように、戸建て住宅を塗装する際には、外壁塗装の費用のみではなく、これらの塗装費用や塗装する際の足場などの費用が発生することを覚えておきましょう。
もちろん、一度に全てを行う必要もありません。しっかり相談を受けてくれる塗装業者にご依頼しましょう。
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