自分でシーリング材を買う場合2
一般的にホームセンター等で、目立つところで販売しているシーリング材は、変性シーリング又は、シリコーンと言われるものが多く、その他、ウレタンシーリング材・瓦用シーリング材・雨漏り補修用シーリング材・コンクリート用シーリング材etcと、さまざまな表現で陳列してあります。目的により購入する種類が違ってきますが、補修用に使用する場は、次に上げる種類かと思います。
Aシリコーン材、主に水廻り・ガラス廻りに使用されます。原則施工の仕上げを目的としている為塗装は出来ません。剝がれます。
B変性シリコン材、多用途に使用されます。一般の方が、外壁の亀裂補修、取り合い部の隙間埋め、雨漏り補修等は、この変性シリコンを使用するのが無難です。
次に作業を行う際、用意して頂くものは、(シーリング材・コーキングガン・プライマー・マスキングテープ・ヘラ)です。
- 一般的な作業手順
1、亀裂部分を掃除する(場合により、紙やすり等でこする・ケレンを行う)
2、目的の場所の廻りにマスキングテープを張る(目的の場所以外に付けない様にする為)
3、プライマーを塗る(シーリング材がしっかり着く為の接着剤の効果がある)刷毛が内部に付いている
4、コーキングガンにセットする(キャップを取り、逆にして穴を開けた後にまた戻し、その先をカッターカットする。)注意―カットする穴の径が5㎜位からスタートすると失敗しない
5、シーリング材を打ち込む(少しずつ注入すると失敗しない
(カートリッジを押え、両手で作業すると失敗しづらい)
6、ヘラでこすり取る(注意―ヘラに付いたシーリング材を再度拭き取らず注入した部分をこすらない事
どこか別の何かに、擦り取る(カートリッチの裏を使うときれいに取れる)
7、マスキングテープを剥がす、(打ち込み注入が完了したら、成るべく早く剥がす)
(注意―きれいにいかないからと言って、再度、へらで、こすると最悪になる。)
8、完成
シーリング打ち込み作業をきれいに仕上げるポイントは、マスキングテープ張りに時間をかける。
続きは次回にしたいと思います。