自分でシーリング材を買う場合1
こんにちは、外壁塗装・屋根塗装・屋上防水・雨漏に日々取り組んでおります。グローイングホームの宮垣です。
今回は、シーリング工事の種類・役目と特徴について、お伝えします。 この間完了致しました外壁・屋根の塗り替え現場の写真と合わせてご説明したいと思います。
以下の現場は、この間シーリングの打ち替えを、塗替えと一緒に施工させて頂いた現場の亀裂状況です。 自分でシーリング材を買う1シーリング材を施工目的、何故目地を作るのか?からお話しします。
建築資材(窯業系サイディング・金属サイディング・ALC材等)は、温度・湿度の違いにより伸びたり縮んだり、また、地震や風により、部材がそったり・ずれたりする事により、ぶつかり合うのを防ぐ為に存在します。長い間放置した状況になりますと、写真の様な状況になります。今回の場合も、一部、ビス・釘を使用してそり返しを戻す作業を行いました。 シーリング材にもいろいろな種類・用途がございます。今回の現場は、建物外壁に施工する距離(目地のメーター数)が、200M近くありましたので、硬化剤と合わせる事による、2液型ウレタンのノンブードタイプを使用しました。バルコニー部外壁材には、あまり距離(メーター数)がなかったので、カーリッジ式の空気に触れることにより、硬まっていく1液成分変性シリコン材を使用しました。 何故、今回、別々のシーリング材を使用したかと言う理由はもちろんある訳で、簡単にお話ししますと以下の通りです。 ます、2液型ノンブリードウレタンは、耐候性はシリコン材より劣りますが、塗装の上塗りと同時に使用する場合、塗膜表面の黒ずみを押える事が出来き、比較的安価で施工費も済みますので使用されます。また、1液型変性シリコン材ですが、今回直接、紫外線・雨・風等が当たりますので使用しました。変性シリコンは、色の種類が多く、建物の揺れ(ムーブメント)による、亀裂もより優れています。
続きは次回にしたいと思います。