外壁塗装におけるサイディングボードの種類
外壁塗装を調べると「サイディング」とか「サイディングボード」とかが良く出てきます。
そもそも、サイディングとは?と言う方のために、お伝えしておきたいと思います。
サイディングとは、そもそも外壁の一種であり、サイズの決まったパネル状の外壁材の事で、日本では住宅の約7割程度に使用されている、セメント質と繊維質を主な原料とした、「窯業(ようぎょう)系サイディング」を指している事が多いです。
上記の事からもしかしたら、サイディング=窯業系サイディングと認識している方もいるかもしれませんが、サイディングには、大きく分けると下記の4つの種類に分類できます。
□ 窯業系サイディング
□ 金属系サイディング
□ 木質系サイディング
□ 樹脂系サイディング
それぞれメリット、デメリットや耐用年数の違いなどありますが、一番バランスが取れているのが、窯業系サイディングであると言えると思います。だからこそ住宅の約7割程度に使用されているのでしょう。
取扱いメーカーもラインナップとしては、窯業系サイディングと金属系サイディングが多く、特に窯業系サイディングボードは、多種多様な柄や色などが選べるため、シェアが高いと言えます。
しかしながら、住宅の耐久性やメンテナンスなどを考慮した場合、必ずしも窯業系サイディングが優れているかと言うとそういう訳でもないのが実情です。バランスが一番良いとは言えますが。
以前のコラムにて窯業系サイディングについては、「外壁塗装の基礎(窯業系サイディングボード編)」で記しておりますので、そちらを見て頂ければと思います。
次回以降上記、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングについて個別にお伝えしていきたいと思います。
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