遮熱塗料と断熱塗料の違い 1
遮熱塗料を販売している塗料会社は、主に、日本ペイントサーモアイ屋根・関西ペイントアレスクール屋根・菊水化学アドマクールペイント・エスケー化研クールタイト・日本特殊塗料パラサーモ・大日本塗料エコクールシリーズ日本中央研究所アドグリーンコート・アステックペイントジャパンEC100F・水谷ペイント快適サーモシリーズ等がある。それに比べて、断熱塗料をうたっている会社は日進産業のガイナだけである。
各社遮熱塗料に独自の遮熱機能・工程等を打ち出し、販売しているが、多くは、塗料の顔料反射による温度低減が主機能である。またセラミック等粒子状の物質を塗料に配合する事により、遮を反射する機能を有している会社もあれば、下塗り仕様を厚めに行い、遮熱効果の数字を獲得して、販売している会社もある。私の見解として、顔料反射が遮熱効果に寄与させている会社が多い様に思う。
一方、由一あくまで断熱をコンセプトとして、販売している日進産業は、夏の重要だけでなく、冬場の販売を伸ばしている。日進産業のガイナの特徴は、断熱・遠赤外線放射、空気質改善、遮音など住環境を改善さまざま機能がある。この点が、売り上げを伸ばしている要因に思う。そして、遮熱分野において、かなりの販売数の差を他社に付けている。
しかし、短所として、塗装屋としては、非常に扱がしづらい他、仕上がりが、他社の遮熱塗料に比べると、見劣りしてしまう。一般の塗装と同じようにお考えのお客様にとっては、100%クレームになる。事前の説明をしっかり行い、それでも尚、機能性を重視されるお客様のみに、施工をしていくべきだと思う。また、全体的に遮熱・断熱塗料に言える事ですが、この遮熱・断熱効果が、何時まで継続するかを、明確に表現している会社は1社もない。塗装前のセールストークとして、10年保証だとか、15年は持ちますだとかは良く耳にしますが、断熱・遮熱効果持続期間〇年とは聞かない。どちらにしても、屋根関係の塗料は、遮熱機能の入った塗料は、当たり前の時代が来た様に思う。また、よろしくお願い申し上げます。
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