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雨漏り屋根修理(瓦編)

こんにちは。屋根修理業者として、沢山の現場をこなしました。千葉市グローイングホームの宮垣です。この間、鎌ヶ谷市の隣接市にて、瓦屋根工事の写真と合わせて、下葺材ルーフィングシートの大切さについてお話しします。

 

瓦屋根のお宅で、雨漏りの原因として、意外と多いのが、下葺材や瓦桟の腐食によるものです。HPでもお話ししていますが、建物は1次防水・2次防水とで、雨水・風等を防いでいます。特に瓦屋根材は、台風時や大量に雨が降る場合は、1次防水である、瓦材の内部に間違いなく侵入しています。それを雨漏りから守ってくれるのは、2次防水である、下葺材ルーフィングシートです。

 

建物は、築経過年数に伴い、熱・湿気・人が乗る事による負荷等によって、切れたり・折れたりします。昔の下葺材は、ビニルだったり・紙みたいなものだったりとか、もっと昔になると杉皮を敷いていたりと、実に今とは比べものなにならない程、お粗末です。一度水の流れが出来てしまうと、意外と簡単に雨漏りに繋がります。

 

屋根裏に良く入っている私達だからこそ感じていますが、私達が普段生活している天井下には、漏れてきませんが、その内部は雨シミが意外と多いのが現実です。気づかないだけです。瓦材自体は、陶器で造られていますので、50年以上は大丈夫と言われていますが、その下の下葺材は25年目ぐらいから、切れたり、縮んだりして問題を起こすのです。良く雨漏り散水調査をしていて、この原因に遭遇すると、1か所の雨漏り部のルーフングシートを張りなおしても、また殆どが、別の場所から、再発します。縁のきれるところまでは、瓦桟共、下葺材の張替をお勧めします。金額的には、ちょっと高めになりますが・…。

ここで、下葺材の種類についてお話し致します。一般的に多く使用されているアスファルトルーフィングシート・最近は一般化されている改良系アスファルトルーフングシート・またコムアスファルトルーフィングシート・ちょっと高価な、高分子系ルーフィングシート(突起物仕様)等、さまざまな種類が存在しています。ちなみに、住宅保証協会が10年保証の対象下葺材はゴムアスファルト系と高分子ルーフィングシートです。(写真に載っています)

この高分子ルーフィングシート突起仕様について少しお話し致します。この商品の考え方は、材料の強度・精度を高めるのは当然ですが、更に、内部に雨水が侵入した場合の雨水の流れまで計算して、設計されています。シート本体に溝・イボ状の突起物が、軒先の雨樋へと流してくれる効果があるのです。雨仕舞い効果です。値段的には、少し高いですが、劣化した下葺材をそっくり交換する費用に比べたら、問題にならない価格だと思います。是非調べてください。

また、よろしくお願い致します。

 

 

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