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③屋根塗装工事について

屋根塗装工事は屋根工事の中でも一番皆さんに認知頂いている工事かと思います。

屋根塗装工事のタイミングや何故屋根塗装工事が必要なのかをお伝えしていきたいと思います。

現在多くの住宅で採用されているストレート屋根(コロニアル、カラーベスト)においては表面に塗装されている事によりストレート素材に雨水が染み込むことを防いでいます。
ストレート屋根の場合、10年ほどで塗装を行う事が、素材自体の耐用年数を延ばすために必要とされています。

では、塗装メンテナンスを行ったストレート屋根とメンテナンスを行わなかった場合で、どの程度耐用年数は変わるのでしょうか?
住宅の状況はそれぞれ違いますので、おおよその目安として記載致します。
屋根塗装のメンテナンスを行っていた場合で、約30年から40年程度持つケースもあります。
しかしメンテナンスを行わない場合では、約15年から20年程度の耐用年数となるケースがあると言えます。
これは表面の塗膜が剥がれることで、屋根材の反りや割れが起こりやすくなり、塗装で対処できなくなる事があります。

塗装のメンテナンスが必要である、セメント瓦なども同じように考えて頂いて良いでしょう。

塗膜で防水性を確保するために、また屋根材の耐久性を維持するためには、定期的な塗装が必要であると言えます。
10年を経過したら、定期的に確認することをお勧めいたします。

屋根塗装のメンテナンスを行う事により、他の箇所のチェックを行う事ができます。
屋根は普段見る機会の少ない所ですが、雨・風から建物を守る大切な部位です。

屋根塗装工事は、住宅の外観を良くすることや、耐久性を維持し雨漏りを防ぐ事に繋がります。
屋根塗装のみ単独で行うケースは、足場費用などの負担を考えると多くはなく、一般的には外壁塗装と同時に行う事ケースが多いと言えます。あくまで一般的な事であり、全ての住宅に当てはまる訳ではありません。
信頼のおける外壁塗装、屋根塗装業者にしっかりご相談の上、メンテナンスのタイミングを決めて施工して欲しいと思います。

また訪問業者の営業など不安を煽って契約を進めるケースが多くあります。
不安な場合は直ぐに契約せずに、複数の業者に見積もり依頼を取り、安心できる業者を選定してほしいと思います。

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