外壁塗装の色選びについて
外壁塗装を行う際に悩むことの一つとして、「色」が上げられます。
現在の色と同じが良いというケース、思いっきり色合いを変えたいと希望するケースなどそれぞれです。
色見本やカラーシュミレーションを元に、色を決めていきますが、実は、実際の色合いと違う感じに仕上がるといった事があります。
ではなぜ実際の色合いと違う感じに仕上がるケースがあるのでしょう。
その1 面積効果
面積効果とは、色を塗る面積の大きさによって、見え方が異なる視覚効果を指します。
色見本は大体A4サイズ程度の色見本となります。しかし実際に色を塗る住宅の壁はもっともっと大きいです。
面積効果で比較的よくあるご意見として、色見本では濃く見えていたのに、実際に外壁塗装を行った壁は薄く見える事があります。
大きな面積に塗るとその見え方として、使用する色合いによって強弱がありますが、色が薄く明るく見える、色が鮮やかに強調されて見えるなどがあります。
上記の様な事があるため、色合いを決める際は、出来るだけ業者に相談しお話を聞くことをお勧めします。
その2 光源効果
実際の家での塗装を照らす光源は、太陽光です。さらに細かく言えば、晴れの日や曇りの日でも見え方は変わります。
色見本を見る際は、多い場所はやはり室内の蛍光灯の下となりますが、できるだけ屋外で確認することをお勧め致します。
外壁塗装の塗り替えを行うと、10年くらいは、その色と付き合う事になりますので、色選びは慎重になるでしょう。
業者にしっかり相談をして、あれ?とならないようにして頂きたいと思います。
複数の見積もりを取り、最終的に業者選びで悩まれている場合は、この様な部分の対応なども見て頂きたいと思います。
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