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ALCの外壁塗装の注意点

ALC壁は軽量の気泡コンクリートを使用している住宅において、外壁材でのシェアはそれほど高くなく5%前後となっていますが、軽くて施工性の高い優れた素材です。
メンテナンスをキチンと行えば50年程度は持つと言われている素材です。

メリットから見ていきましょう

□ 軽量の気泡コンクリートが主な材料の為、重厚な鉄筋コンクリートに比べて、非常に軽い事が第1のメリットです。軽い事で地震にも強い家を作る事が出来ます。

□ 工場でALCパネルを加工し、壁に貼り付ける為、施工性が高くコスト面でも有利となります。

□ 材料内部に多く気泡があるため、空気の層が作られるため断熱性が高い事や、主成分がコンクリートの為、耐火性も高いと言えます。

□ 他にも遮音性が高く湿度調整する機能もあります。

外壁として、メリットが多くあるのがALC壁と言えますが、致命的ともいえる弱点が存在しています。

それは、吸水性が高く水の影響を受けやすいという事で耐候性が無い事です。
ALC外壁に耐候性を持たせる役割を担うのが、「塗料・シーリング材」となります。
元々の素材に耐候性が無い事を知っていれば良いのですが、知らない場合、塗膜が剥がれてきたり、シーリング材が破断してもそのままにしているケースがあります。本来ならば劣化する前にメンテナンスを行う事が望ましいと言えます。

特に新築時の塗装は安価で耐久性が低い塗料で塗装されているケースもあるため、6,7年で塗り替えを検討された方が良い場合もあります。
ALC外壁の方は、気にして頂ければと思います。

ALC外壁は水に弱い為、万が一塗膜が劣化し水が侵入すると、中の鉄筋が錆びて膨張した外壁が膨らみや・ひび割れを起こし、劣化の進行を早めます。
結果的に大規模な補修しか選択肢がなくなってしまい、折角耐久性がある素材の良さが活かせない事もあります。

ALCはメンテナンスが重要であるとご理解頂ければと思います。

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