①屋根葺き替え工事とは
以前のコラムにて「屋根工事の種類について」をお伝えいたしましたが、お伝えした種類について個別にご説明していきたいと思います。
まずは、①屋根葺き替え工事とは、をお伝えしていきます。
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材をはがし、新しい屋根材に替える工事を葺き替え工事と呼びます。
「葺く」という言葉は、板や瓦などで屋根をおおう事ですので、屋根をおおい直すとなります。
屋根葺き替え工事では一般的に、腐っている下地(野地板)、防水シートも取り替えます。
屋根葺き替え工事では、経年劣化による葺き替えや、瓦など重量のある屋根材を、耐震性の観点から軽量な屋根材に葺き替えするケースなどがあります。
メリットは、屋根材が、下地から新しくすることによって、雨・風から守る機能が新しくなり、住宅の寿命を延ばすことに繋がります。雨漏りなどが発生した場合、屋根以外の部材も雨水により劣化してしまい、寿命が縮まる事に繋がりますが、そうなる前に対策を行う事で、住宅を守る事に繋がります。
その他として、屋根の外観が新しくなる事。屋根材を軽量化し耐震性を高めるなどがあります。
デメリットとして、費用が高額になる事です。
屋根材の費用、既存屋根材の廃棄費用、工期も長くなるため人件費も増加します。これらから他の作業と比較すると費用は高額になるケースが多くなります。まずは見積もりを取り検討することをお勧めいたします。
屋根葺き替え工事は、3回目の外壁塗装のタイミングに、検討されるケースが多くあります。(約30年)
ストレート屋根など、3回目の塗り直しが厳しい場合もありますし、屋根材や下地・ルーフィングの耐用年数も経過している恐れがありますので、一度業者に相談される事をお勧め致します。