太陽の光は、約50%が赤外線、約47%が可視光、残りの3%は紫外線から成り立っています。遮熱塗料が果たす役割は、太陽光による赤外線を効率よく反射させる事。下のグラフは、ほぼ同じ色の従来塗料と遮熱塗料の日射反射率を領域ごとに比較したものです。日射反射率とは、太陽の光エネルギーをどれぐらい反射するかを表す指標のこと。この数値が大きいほど、遮熱性能が高いことを意味しています。比較図(下の図1)からも解る通り、遮熱塗料はより多くの赤外線を反射する為、その分の熱エネルギーの吸収を抑えることができ、室内の温度上昇を抑える事が実証されています。